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「瓦せんべい」のお話


はむはむ♪

 

これ、八重よ。

お主が食べとるそれはワシへのお供え物じゃないのか?

(ぎくっ)

あーそのー、…そう、賞味期限が迫っていたから頂いてました♪

お菓子は早めに食べないとねっ(汗)

 

ほほぅ…

確かに一般的な菓子は早めに食べたほうが美味しいじゃろう。

 

しかしその「瓦せんべい」の賞味期限は4ヶ月じゃあ!!!

な、なんだって――――!

 

と、まぁ寸劇はこの程度にしておいて。

今回の紹介は「瓦せんべい」じゃ。

東京でもうすぐ創業60年になる「喜久知屋製菓」さんの逸品です。

ほんのりとした甘さがイイですね!

 

瓦と言いながらも固すぎず、小さなお子様からお年寄りにまで美味しく召されて長~く愛されとる商品じゃ。

喜久知屋さんの先代は銀座の老舗の瓦せんべい屋で働いておったというから江戸時代から続く流れなんじゃな。

今の二代目があるとき「水の結晶はすべて六角形である」ということを知り、水の結晶の美しさに魅了されてこの六角瓦せんべいを開発したのじゃ。

素敵な話だね~♪

ということでもう1枚!

 

味はプレーン、抹茶、味噌と3種類ある。

縁起物の焼印が押してあるのも瓦せんべいの文化じゃな。

こちらのは八重の焼印が押してある。

私を食べてね!

 

…なんか誤解されそうじゃな。

…?

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